6月28日からひまわり6号の正式運用が開始されています。天気予報の衛星画像(例えばtenki.jpの気象衛星画像)を見ても、ここしばらく「GOES-9」だった左上の文字がひまわり6号を表す「MTSAT-1R」に変わっていて、ようやく自国の衛星での気象観測が復活したかと感慨もひとしおです.
それなのに毎日新聞の「日本のスイッチ」を見ると、ひまわりの復活に気付いていた人はたったの29%と、71%がまったく気付いていなかったという状態で…まあ打ち上げに成功したのは半年近く前なので「そういえば」という感じなんでしょうが,運用開始がもっとニュースになってもいいのにと思ったりします.ひまわりシリーズは日本だけではなくアジアの各国で便利に使われていて,日本が行っている重要な国際貢献の一つなのですが.

7月10日にはM-Vロケット6号機の打ち上げが成功し、衛星「すざく」も無事に軌道に乗りました.これがまたすごいX線天文衛星らしいです(が,詳しいところはあまりよく解りません^^;).

ちょうど日本では宇宙関連のいいニュースが続いたところで,いよいよスペースシャトルの復活を懸けた打ち上げが今日の早朝に行われるはずだったんですが,延期になりました.再打ち上げは最短で16日(現地時間)だが7月中に見通しが立たない場合は9月以降まで延期されることもあり得るとのこと.産経の記者さんもカンズメですね.
とはいえ,打ち上げを焦っていい結果になった試しはないので,中の人は適当にリラックスしていいタイミングで打ち上げて欲しいものです.


明日は「秘密のおまけページ」の更新があります.ついに三女が登場…?
(Nassie)